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日本びいきのキルギスの女性、消息がとれず

「キルギス」と聞いても、中央アジアのどこかかな?という程度の知識しかありません。

旧ソ連、91年に独立。
国土は日本の半分ほど、人口は約550万人。
主な産業は農業と牧畜で、GDPは日本の1千分の1程度。
未開発な地域です。

2010年7月2日の朝日新聞に、気になる記事が載っていました。

首都ビシケクに、流暢な日本語を話し、日本人そっくりな20代前半の女性が住んでいた。グリザット・アラゾバコーワさん。だが、最近の混乱の中、彼女の消息は途絶えたままだ。

今春、民衆蜂起で大統領が追放。
先月末の国民投票でやっと新しい政権が承認されたが、民族間の対立で不穏な空気が残るなかのこと。

 2007年秋にモスクワで開かれた旧ソ連圏の大学生らの日本語スピーチコンテストに、グリザットはキルギス代表としてやってきた。日本人によく似ている、キルギス系住民の典型的な顔立ちだ。

 達者な日本語を話す各地からの代表の中でも、グリザットの実力は目立った。「キルギスにいらっしゃい」と題し、日本人にほとんど知られていないキルギスの現実をよどみなく説明した。

 「イスラム教徒は多いけど、セクシーな格好をしている女性もいますよ」と、笑いも誘った。将来は日本でアイドルデビューし、祖国を案内する番組に出演するのが夢だ、と締めくくった。

 彼女は実は日本に留学したことすらなかった。大学の4年間、日本人の講師から学んだだけだった。それでも、スピーチコンテストでは2位になり、賞品として日本行きの航空券を贈られた。


記者は2008年に、グリザットと再会し、ビシケクの街並みやシルクロードの遺跡や湖などを案内してくれたそうです。

 グリザットは、前年のスピーチコンテストで2位入賞して実現した日本旅行の思い出を、目を輝かせて語ってくれた。洗浄便座に驚き、思わず写真に収めたこと。渋谷や原宿で、あこがれの女子高生を目撃し、感激したこと。キティちゃんグッズを手に入れたこと……。

 記者が「また日本に行きたい?」と聞くと、グリザットの表情は少し暗くなった。「行きたいけど、今の給料では暮らしていくのが精いっぱい」。彼女は大学卒業後、母校で日本語の講師になった。キルギスの1人当たりの国民総所得は700法別6万3千円)を上回る程度。彼女ほどの能力があっても、金銭的な余裕はあまりない。

経済的には貧しくても平穏な暮らしを送っていたキルギスの人々の運命は、今年に入り暗転します。

 彼女の職場は、4月の政変で、デモをしていた市民多数が治安部隊に銃撃され、亡くなった大統領府付近にある。騒乱後、グリザットあてに記者がメールを送っても、きちょうめんな彼女が、いつもならすぐに出してくるはずの返信が来ない。今分かっている連絡先はメールだけ。ほかに安否を知る手だてはない。

 彼女はメールアドレスの一部に、日本語の単語を採り入れている。「genkiyo(元気よ)」と。その通りであることを願うばかりだ。

世界の知らないところにも日本とつながって、日本を愛してる人がいます。
彼女の運命が気になります。
グリザットさんが無事であることを祈ります。


コメント
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  • -
  • 2018/05/21 4:15 AM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2018/02/27 10:49 PM
こんなゆるゆるで甘ったるいことを書く前に、その女性の消息を自分でさがしてみたらどうですか。ぼくは、そうしていますよ。
  • 天山
  • 2010/07/15 5:54 PM
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