夏の花火[随想]

山歩きが好きなのは、人混みが嫌いだからだ。
だから、仙台に長年住んでいるのに、七夕祭りやジャズフェスやまして花火大会など、足が向くことがない。

似た者夫婦ということで、妻もそうだ。
夜空に大輪の花が咲く打ち上げ花火はそれで壮観だが、庭で涼みながら家族で楽しむ、おもちゃ花火が好きなのである。

 

この夏、わが家にその「おもちゃ花火」がやってきた。

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家族のいちばん好きな写真があるんだ、兄が妹にソフトクリームあげている図。

1年間毎日書いてきたこのブログを思うところあって、毎日は書かないことにしました。

...などと決断したら、1週間も描いていないんだよね。

昨日からウチの家族は、とある「臨戦態勢」モードに入っていることがあって、食事は全員揃って食う!という空気になっています。

息子も娘も、とあるステップアップがあったので、大人扱いしなきゃなあと思っていて、ちょっと大人な話題を振っています。
(「とある」ばっかりですいません。家族の行動は原則書かないようにしているので。)

そうしたら、やっぱり彼らは彼らなりの範囲で、知識や見識や意見を持っていて、会話が弾むんですよ。

話していてうれしくなるくらい。

今朝は、

今日から始まるテレビドラマ「冬のサクラ」が「冬のソナタ」と似ている是か非か。

携帯を持っていない娘でもメールアドレスは持てるんだよ、あげようか?

学校のアベチャンが先生に「ゆとり教育やめるってホントですか」と聞いた話から、土曜日も半ドンで学校行け、半ドンの帰りはとってもたのしいんだよと懐かし話。

とかやりました。

その後、PCに向かってたらネットで見つけたブログの記事がこちらです。

   →430c(無題)

ファミレスで隣のテーブルに、親子が座った。
茶髪のお母さんと、中学一年生ぐらいの兄、小学校低学年ぐらいの妹。

母親がデフォルトでキレてて、「早く決めなさい!」「そんなこと聞いてないでしょ!」「黙って食べなさい!」

妹が学校であった話をしようとしても、「食べてる時は騒がないの!周りの人に迷惑でしょ!」

妹はびっくりしてカレーをこぼして、さらに怒られて、涙目で、それでも怒られないように大好きなカレーを味わうでもなく、急いで口にいれている。

母のケータイに電話がかかってきて、彼女は外にでて話をしにいく。

...で、お兄ちゃんと妹の会話が始まるんですが、続きは記事をご覧ください。

   →430c(無題)

どんな家族でもね、ひとりでも真っ当な人間がいれば、救われるんだよね。
がんばれ、お兄ちゃんと妹。

先日娘がアルバム見ていて、横からみてたら、ずいぶん前の旅行のヒトコマを見つけた。

兄が妹にソフトクリームあげているとこ。
上から母親が心配そうに覗いている。

これが、家族で僕がいちばん好きな写真だ、

子どもと一緒にいられる時間なんて、ほんと短い。

そんなことに今ごろ気がついている僕は、たいせつな時間をムダに過ごしちゃって、少し後悔してる。

でも、これからの時間を大切にしようぜ。

いま仕事に集中して、午後からは家族との思い出づくりが待ってるよ。

楽しい人生を創っていこうね、わが家族よ。


生きていることがなつかしい、そんなご夫婦に

一昨日、友人の息子さんK君の結婚式に出席しました。

K君は赤ちゃんのときから見てきたし、家族ぐるみのつきあいだっったので、私にとっても感慨深いものがあります。

新婦のIさんとは、中学の部活動で部長副部長の間柄だったとか。
そういえば、付き合ってると友人に聞いたことがありました。

新婦がお母さんに似て、笑顔がとても大きくてすてきな人だった。
よくもお母さんに似た人を選んだものだと出席した友人たちが口々に語っていました。

ご両親の歓びを見ていたら、彼らの人生と同じように新しい家庭を築いていくだろうと信じられました。

新しいK君の家族の誕生で、ご両親は25年をかけて、大きな仕事をひとつ終えられたんだと私もうれしかった。

Iさんからご両親への手紙も感動しました。ご両親の大きな愛情が感じられました。

僕の好きな詩を、K君と新婦に贈ります。

吉野弘さんの「祝婚歌」。  

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい

立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
   
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にわかるのであってほしい


お墓参りのしきたりはいつまで続くのか

お盆に帰省した折に、お墓参りをしました。
夏の太陽ギラギラのなか、家族そろって、先祖のことを思う厳かな習慣。
ずっと受け継がれるものだ、と信じてきました。

8月8日の朝日新聞「ルポにっぽん」に、「墓じまい 涙の散骨」と記事が載っていました。

東京に家を持つ息子は故郷に戻ってこないだろうと察した父親が、戦後に母とようやく建てた墓を処分する決心をする。
墓の中にある父母の遺骨を取り出し、海に散骨する。
後には自分も散骨してくれるようにと、息子に頼む。

家制度の解体が招いている墓の後継者不足。
この土地に住むのは自分の代で終わりだと自覚した時点から、「墓じまい」を準備しなければならないわけです。

子どもが住む近所に墓をもつ「呼び寄せ墓」。
場所を取らずに、管理の手間も少ない「マンション墓」。
墓守を子どもに託せない人のための「永代供養」。

墓の形は、さまざま。
自然葬を進めるNPOを主催する知り合いもいます。

ここでは、自分のことは言わないことにするけれども、いずれどうするかの決断を迫られる日がやってくることでしょう。


ピアニスト・辻井伸行さんと母

ヴァン・クライバーンコンクールで優勝し、時の人になった盲目の天才ピアニスト・辻井伸行さん。
彼の演奏は、目が見えないからこそのオリジナリティと色彩感にあふれているといつも感じさせられます。

母親のいつ子さんのコラムから。

辻井さんは、眼球が発達しない「小眼球」という障害を持って生まれました。
両親の落胆は想像にあまります。
当時の日記には「私や孝(夫)の顔を一生見ないで終わるのかと思うと泣いても泣ききれない」
「生まれたときからこんなハンディを抱えて、それでも伸行は生きている方が幸せなのか」と悲痛な殴り書きが残されています。

悩める日々に出合ったのが、視力障害をもつ福澤美和さん。
彼女は、盲導犬と一緒にいきいきと暮らす毎日をエッセイで描いていました。
いつ子さんは、生後6カ月になる辻井さんを連れて会いに行きます。
私の悩みを聞いた福澤さんは「普通にお育てになったらいいのよ。あなたが感じるままに、いいと思うことは一緒にやってみたら」と声をかけてくださいました。
(中略)
「見えない」世界はけっして暗黒の世界ではない、ということに初めて気づいたのです。(中略)
生まれつき光を感じたことのない伸行には、彼なりの感覚や世界が広がっています。私には、見えないことにとらわれすぎるあまり、その人らしい人生を生きるという発想がなかったのです。
いつ子さんは、辻井さんを積極的に外へ連れ出して、一緒にいろいろな体験にトライするをするようになります。
そんなある日、色を理解させるために「リンゴの赤」「バナナの黄色」などと教えていたとき、伸行が「じゃ、今日の風はなに色?」と言ったのです。大好きな食べ物に色があるなら、大好きな風に色があっても不思議はありません。
そして、音楽に興味を持ち始めた辻井さんは、生きる喜びとして音楽に取り組みます。
私たち親子は、二人三脚で歩いてきましたが、この度の優勝を機に、とてもいい形で親離れ・子離れができました。
先日このブログで書いた、「コバケンとその仲間たち」の棚橋さんもそうでした。

音楽の力も偉大だが、母親の力はもっと偉大だ。

このエッセイは、宋文洲さんのメルマガに連載されたもので、この後の展開にも期待しています。

母の日と月

テーブルの上に手作りのカードが置かれていて、「おかあさんありがとう」と書いてあったので、今日は母の日か、と知った次第。

その後、ふだんは読み飛ばす朝日新聞の天声人語に目を留めたら、まど・みちおさんのすばらしい詩が載っていたので、ネットで見つけた全文を転載します。
(ホントはダメなんだけど。まどさん、あまりにすばらしいので許して。)

 太陽と地球
              まどみちお

 まだ 若かったころのこと
 太陽は 気がつきました
 わが子 地球について
 ひとつだけ どうしても
 知ることのできないことが あるのです
  
 それは 地球の夜です
 地球の夜に 
 どうか安らかな眠りがありますように
 どうかしあわせな夢があふれますように
 祈りをこめて 太陽は
 地球の そばに
 月を つかわしました
 地球の夜を 見まもらせるために
 美しくやさしい 光をあたえて

 今では もう
 若いとも いえませんが
 太陽は 忘れたことがありません
 地球の 寝顔が
 どんなに 安良かであるかを
 夜どおし 月に 聞くことを・・・


太陽が男で、女が月とたとえると平塚らいてうさんに叱られそうですが、この詩からただよってくる月の心持ちは、母性以外のなにものでもありません。

父が「背中」で語るなら、母は「まなざし」で包む。きょうは母の日。感謝とは、まなざしを送り返すことに他ならない

戦争で特攻隊が敵機に突っ込むときに最後に叫ぶのは「お母さん」だそうで、父の立場から言うと、まことにうらやましい。
どうせ父親は使い捨てだ、と暴論を吐いてひがみたくもなってしまいます。
(でも、それで人類が丸く収まるなら、結構な話だけれど)

さて、かく言う私も田舎の母に感謝の一言を伝えてもいいよね。
今日は、電話します。

ホワイトデー

3月14日、ホワイトデーのお返し。

妻には、黒豆の羊羹みたいな本高砂屋「黒宇」、
娘には、フランセの「ミルフィユ」を準備してました。

どちらも甘いものですよね。

ところが、前日の夜、妻が餅を食べたいからと、餅をついて、あんこ、ずんだ、納豆、のりとオンパレード。

甘いものそんなに食べちゃ、ありがたさも半減じゃねえか。
もっと空気よめ!

でも、翌日は私もお返しお相伴に預かって、けっこううまかったんですけどね。

会社のスタッフへは、こちらのサイト参考にしました。
失敗しないホワイトデーのプレゼント(義理チョコへのお返し編)

ないしょだよ。

早生まれ

息子の高校の入学式に参列した。これまでは同級生30数名の学校で、今度は320名だから、彼は内心面食らっていることだろう。入場の姿を見ていると、細身中背の体躯である。3月生まれでしかも未熟児だったから、よくここまで育ってくれた。高校生は大人の入り口だから、そんな感慨も生まれてくる。まだ早生まれはハンディがあるはずだが、数十年後に同級会にでも出てごらん。いちばん若くていきいきしてるのは君だから。

家ぞくファイル

家族ファイル私の誕生パーティを日曜にささやかに祝ってもらったのだが、そのプレゼントである。

小2の娘が「族」という漢字を書けないので、表紙のタイトルが「家ぞくファイル」。

ここ1年くらいの家族の思い出を絵日記に書いて、本に仕立ててくれたものである。
数えたら18ページあった。(なぜかオレのいない出来事も多いが?)
巻末には、息子と妻も絵日記を書いてくれていた。

チェックのシャツもいただいたのだが、手作りの絵日記はうれしいね。

家族の思い出は、ビデオより写真、デジカメよりスチール、写真より日記...のほうが後で心に残りそうだとは思いませんか?

とってもすてきなプレゼントをどうもありがとう!

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